王子製袋は2020年、前身である林商会の創業から100年、有恒(ゆうこう)製袋の創業から90年の節目を迎えました。
創業の年1920(大正9)年は、第一次世界大戦の好景気から一転し、戦後恐慌が発生した苦難の年でもありました。
創業100周年を迎えた会社企業は、日本にも多く存在しますが、決して常に順風満帆の歴史を歩んで来た会社ばかりではありません。
王子製袋もこの1世紀の間事業を続ける中で、先人達が多くの知恵を絞り、柔軟な発想で、幾多の苦難を乗り越えてまいりました。
先人の足跡を学びながら、未来に向けて着実に前進をしてゆく、それが今何より当社にとって大切なことと考えています。
今般、創業100周年を迎えるに際して、当社は記念スローガンを
といたしました。
創業以来、お客様の大切な製品を包装し、社会生活へ供給する大事な役割を果たす中、常に「ありがとう」の気持ちを大切にしてまいりました。
時代はどんどん変化しており、その変化に対応できる者だけが生き残ることができる今、お客様のみならず、我々を取り巻く多くの皆様の、小さな「必要(ニーズ)」をしっかりと捉え、製品にして世の中に提供し貢献してゆく、そんな会社であり続けたいと思っています。
これからも たくさんの「ありがとう」との出会いを目指して。