暮らしの中で、きっと当社の製品と出会っているはずです。
1925(大正14)年に日本で初めてセメントの重包装紙袋を開発。
以来90余年、様々なシーンで当社の製品が活躍しています。
製品紹介
PRODUCTS
明治時代、数多くの近代産業が確立して、包装と物流に対する需要が急激に伸びました。近代国家の基盤となる鉄やセメント、石炭などが各地に運ばれたのです。中でもセメントは鉄筋コンクリート製のビルの建造をはじめとする都市計画に必要不可欠でした。セメントの容器には木樽や麻袋が使用されていましたが、重く高価であり、それに替わる容器が求められていました。
そのニーズに応えたのが、当社の前身である林商会です。日本で初めてクラフト紙製のセメント袋を開発し、生産を開始。安価で軽いこの包装技術は、セメント輸送の合理化と効率化に大きく貢献しました。日本の重包装袋の歴史は、ここからスタートしたといっても過言ではありません。
そして、当社は王子グループの一員として、包装技術で培った技術を様々な分野に活かし、暮らしや産業の発展に寄与できるように、製品開発に力を注いできました。
「つつむ」ことと「はこぶ」ことは、人間独自の普遍的な智恵です。今日の豊かな社会がこの智恵なくしてありえないとすれば、物流包装が果たす役割は重要であるといえるでしょう。輸送手段が目覚しい発達を見せていますが、これに対応する、より効率的な包装をお届けして、社会に貢献することが当社の使命です。